病院の抱える課題
夕べから東京です。今日は本会議があり、外務委員会より独立行政法人国際協力機構(JICA)法の一部を改正する法律案が可決しました。
今日は第8回社会保障制度研究会(会長清水鴻一郎先生)がありました。
問題提起は「病院の抱える諸課題について」ということで日本病院会から武田副会長、池澤副会長、佐藤副会長、村上副会長が来られ、各テーマについてお話がありました。
「医療経済実態調査の概況及び病院経営分析調査の医業利益率」「診療における患者自己負担金の未収問題」「消費税の実態調査」「医師及び看護師の体制確保」」「勤務医に関する意識調査」「社会医療法人について」など課題は多岐にわたるものでした。
特に病院経営の実態は厳しく、利益率が昨年マイナス3%から5%に赤字は拡大し、1年で1病院の赤字額は1000万以上に拡大し、患者からの未収金(救急で搬送され、レントゲンを撮影しても、診察前ということで支払いを拒否される場合など)は日本全国の病院トータル169億円にも達しています。現実の経営課題としては、看護師の不足が医師の不足を上回り、7:1(看護師1人が7人の患者を診る)の原則が病院ごとに課せられていることから、地域の看護師が都会の大病院にリクルーティングされてしまい、地域医療の現場では看護師が不足していること、また勤務医の実態としては過酷な労働環境や安全をいくら確保しても国民やマスコミの医療への過度な安全要求があることなど、病院医療の実態報告がありました。このような医療の現状をしっかりと把握して、今後の医療の正しい道に取り組みたいと思います。
