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2008年03月17日

 高齢者福祉センターの視察

今朝も事務所の打ち合わせや普段伺えないところに
ご挨拶にうかがったりで午前中はあっという間に過ぎてしまいます。

地元加茂町にある高齢者福祉センターに視察に伺いました。
以前から一度、施設を見に来て欲しいとのことでした。
私もできるだけ現場をみて、今の老人介護施設の持つ課題、
介護士の待遇なども含めていろいろとお話を伺ういい機会となりました。

ここは武田病院グループの青谷福祉会が運営しており、
今から8年前に加茂駅前に開設されました。
5階建てで1階は在宅介護支援センター、デイサービスセンター、
2階は短期入所を含む特別養護老人ホームで、
5階はケアハウスになっており、
長期短期含めて70人の方が入所されています。

この施設の待機者は100名を超えるそうです。
職員の体制は看護師7名、ケアスタッフ12名、生活相談員が4名、
介護職が24名で、その他にもパートの方が10名ほどいるそうです。

しかし勤務時間が三交代制7時から14時、14時から22時、
22時から7時という体制で夜勤は3人になるそうです。

職員と利用者の体制は2.5:1(法的には3:1)ですが
介護の程度によっては1:1でないとできないそうです。
施設の経営は施設ができて10年たつことから
機械類のメンテナンス(例えば機械風呂15万円)や
冷暖房や空調、ボイラーなど修理費がかかるそうです。

また人件費が65~67%を占めているそうですが、
30代で家族がいるベテランの職員の方でも
年収が300万、ホームヘルパーの時給が850円で、
生活ができなくなり辞めていく方も多いそうです。
平成15年、17年と介護保険制度が変わるたびに介護報酬が変わり、
利用者負担が増え、例えば食費なら以前は760円が1380円になり、
部屋代も月々6万から13万になるなど、
利用者負担が過大になっていく中で、施設側も運営が厳しく、
削らないとならない状況である。

こうして施設に入れる人はいいが、
入れない低所得者の高齢者が入れる施設が必要であること、
また介護士への資格手当、認知症への治療体制や
専門の老人介護施設など今後考えなければならない課題も
いろいろと伺いました。

そして国は現場を十分把握せずに、
いろいろと決めていくためにこちらは予算を組んだり、
あらかじめ体制も組めない、急に決めるのではなく、
事前段階から現場に知らせて欲しいなどいろいろな声を伺いました。

今後、厚生労働委員会や部会などでも
地元の声をあげていきたいと思います。


介護の現場から
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