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2009年01月28日

政府4演説「麻生総理の施政方針演説」

 今日は予定通りの政府4演説
(総理大臣、中曽根外務大臣、
中川財務大臣、与謝野内閣府特命担当大臣)
がありました。麻生首相は13時からの本会議で
就任後初の通常国会での施政方針演説を行いました。
*以下、内容を抜粋します。
■目指すべき社会
世界は今、新しい時代に入ろうとしている、
目指すべきは「安心と活力ある社会」である。
日本はこの国の形を変える節目にある。
この2世紀の間に2度の危機的状況を経験した。
1度は開国と明治維新で、2度は敗戦と戦後改革、
3度目は今の変革である。そのために政府は
何をなさねばならないか、あるべき姿を見せなければならない。
政府の役割は公平で透明なルールを創り、
経済を発展させること。そして皆で参加できる社会を創ること、
そして安心な社会の実現である。
政府の重点を生活者の支援へと移すと述べ、
中福祉を目指すならば中負担が必要で、
景気回復と政府の改革を進めた上で国民に負担を求める。
■景気対策・雇用対策
第一次補正予算、第二次補正予算、
平成21年度予算の三段ロケットとして75兆円の
経済対策の規模である。
「生活者」「中小企業」「地方」の3つに重点をおき、
「生活防衛のための大胆な実行予算」を打ちたてたい。
具体的には雇用保険の引き下げ(標準的な世帯2万円)、
労働者派遣制度の見直し、雇用創出のために4000億円の
基金をつくり、3年間で160万人の雇用を目指す。
■財政運営
大胆な財政出動を行うからには、
財政に対する責任を明確にしなければならない、
持続可能な社会保障制度を実現するには給付にあった負担が
必要となり、消費税を含む税制抜本改革を行うため、
11年度までに必要な法制上の措置を講じる。
また国民に負担をお願いするには行政改革の推進と
無駄排除の徹底を行い、国の出先機関の二重行政の排除、
縦割り行政の弊害をなくすために内閣人事局を設置する。
公務員制度改革も工程表をつくり、改革を前倒しする。
■ 経済成長
新たな成長戦略策定のために、
①「低炭素革命」(世界最高水準の環境技術)
②「健康長寿」(iPS細胞などの最先端医療研究の活用や
優しく効率的な医療介護サービスの実現)
③「底力発揮」(魅力あり地域やアニメ、ファッションなどの
ブランド力、美味しく安全な食べ物などのソフトパワーを活用)。
また新たな農業改革の推進のために
「平成の農地改革」法案を今国会で提出し、所有から利用にする。
米粉や飼料用の米の生産を進め
て自給率の低い麦・大豆の生産拡大し水田をフル活用への転換し、
農山漁村に雇用する。
■社会保障
「年金記録問題」は「ねんきん特別便」をすべての
現役加入者と年金受給者に送り、確認する。
「医師不足問題」は医師養成数を増員し、
勤務医の勤務環境を改善する。
「救急医療」は消防と医療の連携により、
患者を確実に受け入れる体制をつくる。
「介護従事者」に対しては介護報酬の引き上げをこの4月から行う。
「少子化対策」は妊婦検診14回分無料化・出産育児一時金も
42万円に引上げ・平成22年度までに15万人分の保育所を増やす 
■教育
国づくりの基本は人づくりである。
小中学校の新学習指導要領を4月から1部先行実施し、
理数教科等の授業時数を1割程度増加させる。
学校に携帯電話を持ち込ませず、有害情報やネットいじめから小
中学校を守る対策を進める。昨年日本人4名のノーベル賞受賞のように
基礎研究の充実のために科学研究費助成900億円を投じ、
若手研究者や多様な人材育成を行う。
■ 地球温暖化問題
地球温暖化問題と環境問題の解決に向けて、
わが国がもつ世界最先端の環境・エネルギー技術をさらにのばし、
太陽光発電や環境対応自動車の開発・普及を進める。
■世界貢献
「米国」とはオバマ大統領と共に日米関係を強化し、
金融危機のほか、気候変動といった地球規模の課題に
連携して取り組んでいく。
「中国」とは戦略的語形関係、「韓国」とは成熟した
パートナーシップ関係を通じてアジアと世界平和と安定を目指す。
「ロシア」とは領土問題の最終的解決に向けて交渉をする。
「北朝鮮」とは不幸な過去を生産し、日朝国交正常化を実現する。
6者会合において非核化プロセスを前進させ、
すべての拉致被害者の帰国実現に向けて早期に
全面的な調査のやり直しを解しする行動をとる。
またこの1月から国連安保理非常任理事国として、
アフリカへODAを活用、テロとの戦いや貧困や環境問題、
水問題、など地球規模の課題解決に貢献する。
ソマリア沖の海賊対策に関しては、実行可能な対策を早急に講じ、
新たな法制の整備を検討する。
そして最後に
「今こそ政治が責任を果たすときです。国会の意思と覚悟が問われている、
国民が今、政治に問うもの。
それは金融危機の津波から国民を守ることができるかどうかである・・・
日本は幾度となく危機を乗り越えてきた、
この日本経済の悪化を日本の底力で必ず乗り越えるはずである・・・
と締めくくりました。少し控えめに地道に着々と景気対策などの
政策を実行していく、政治の力を出していくという決意を感じました。
言葉で言い表すならば「不動心」という感じでしょうか。
「安心と活力ある社会」の実現に向けて・・・。

詳しくは首相官邸HPまで→http://www.kantei.go.jp/


当日配布された原稿
P1010027katuryokuarushakai.jpg

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